小説×美少女モデル100人、村上龍『ラブ&ポップ』電子版がiOSに登場!
【作品紹介】
電子版となる本作品では、オスカープロモーション所属の美少女100人の写真とテキストを融合させ「小説」×「美少女写真集」という新たな試みを取り入れた他、渋谷の街の雑踏音が流れる章扉など、電子書籍ならではの作品として生まれ変わりました。
【村上龍コメント】
主人公は90年代半ばの女子高生です。彼女たちを象徴する「モデル」として、100人の「主人公群」を実際に画像で紹介するという、まさにリッチコンテンツの電子本にしかできない企画だと考えました。
電子版『ラブ&ポップ』は、膨大な時間と労力を要して作られています。
小説の作品世界を、充分に深化させることができたという自負が、わたしにはあります。
紙の本を「2次元の平面図」だとすると、この電子版は「3次元の立体図」です。
充分に楽しんでいただけるものと確信しています。
【著者プロフィール】
村上龍 1952年長崎県佐世保市生まれ。武蔵野美術大学在学中の1976年に「限りなく透明に近いブルー」で群像新人賞、芥川賞を受賞。主な作品に「コインロッカー・ベイビーズ」「愛と幻想のファシズム」「トパーズ」「五分後の世界」「半島を出よ」など。2004年「13歳のハローワーク」がミリオンセラーとなる。また2010年、自身初となる電子書籍「歌うクジラ」を発売、同年11月に電子書籍制作・販売会社である「株式会社G2010」を設立。2011年、単行本「歌うクジラ(講談社刊)」毎日芸術賞受賞。